おはこんばんちは!
入金力を高めたいゆきこです。
以前の記事で、「入金力を高めるためにFXに挑戦してみようと思い口座開設をしたが、信用取引が怖くて手が出せない」という内容を記載しました。
わたしは現物株式、投資信託、外貨預金の運用経験があり、今は相場が好調なのですべてプラス収支ですが、常に勝ち続けているわけではありません。
新興国債券トルコリラ建て、新興国債券ブラジルレアル建てを保有していましたが、それらを損切りをした経験もあります。
マイナスになることもある、というのは百も承知。
FXに対して不安があると言えば追加証拠金でしょうか。
しかし、安く買って高く売るという根本は変わらないはずです。
今回は、外貨預金と、FX・バイナリーオプションを詳しく比較していこうと思います。
目次
1. それぞれの商品概要
外貨預金
日本円とは異なる通貨を、金融機関に預金します。
日本の利率よりも高い通貨に預け入れることで、高い金利を受け取ることが出来ます。
金融機関によって金利は異なりますが、日本円預金の金利は年0.01%、南アフリカランドは年5.6%(住信SBIネット銀行)です。
日本円の預金とは異なり、預金保険制度の対象外です。
外国為替層場の変動、あるいは変動がない場合でも為替コストにより、売却時の金額が買付時の金額を下回り、元本割れとなる可能性があります。
FX(外国為替証拠金取引 )
証拠金を取り扱い業者に預け、為替レートの変動を利用して利益を狙う運用です。
少額の証拠金で、その証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができます。
安く買って高く売る、高いときに売っておいて安くなったら買う、という取引ができます。
外国為替証拠金取引は、取引通貨の価格変動や、スワップポイントの支払いにより、損失が生じるおそれがあります。
※スワップポイント: 金利の高い通貨と金利の低い通貨の間で生じる金利差
また、外国為替証拠金取引は少額の証拠金で、その差し入れた証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。
そしてその損失額は差し入れた証拠金を上回るおそれがあります。
具体的な数字でご説明すると↓
レバレッジ(語源:てこ/レバー)という言葉があります。
「レバレッジ5倍」=「投資資金に対して5倍の取引が可能」
FXは最大でレバレッジ25倍の取引ができますので、
4万円の証拠金で100万円の取引が可能になります。
少額の証拠金で、その差し入れた証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができる、とはこのことです。
4万円の証拠金で100万円の取引をおこなった際に50万円の損失が生じた場合、46万円の借金となります。
これが差し入れた証拠金を損失額が上回る具体例です。
純資産額が必要維持証拠金額を下回った場合に、追加証拠金(追証)が必要になる場合があります。
BO(バイナリーオプション)
n時間後に上がるか下がるか、ふたつのを選択権を売買する取引です。
※バイナリー(二進法)
その後の値動きに応じて利益が確定した後は損益金額が固定されています。
(1ロットあたりの払い戻し金額は一定)
またレバレッジが無いので追加証拠金が無いのも特徴です。
「上がる」か「下がる」かの予想が外れた場合、払い戻しがありません。
したがって、買い取った選択権の金額が損失額となります。
共通点
・為替レートの変動を利用して利益を狙う点 |
・為替レートの変動によって損失のリスクがある点 |
相違点
・それぞれの手数料(為替手数料/取引手数料等) |
・外貨預金とBOはレバレッジがないが、FXはレバレッジが存在する点 |
・外貨預金とFXは自身のタイミングで決済できるが、BOは限定される点 |
まず1点目、外貨預金とFXは為替手数料がかかります。
例えば円と米ドルで外貨預金の取引をする場合、住信SBIネット銀行では片道0.2銭の為替手数料がかかります。
一方、バイナリーオプションは基本的に手数料がかかりません。
しかし、利益が出たときにペイアウト率を下げることによって、BOの業者が利益を得られるように出来ています。
簡単に言うと、業者が利益のなかから10~20%を差し引いた金額が、手元に来るイメージです。
2点目、レバレッジが存在するため、証拠金/追加証拠金が必要になるのはFXの特徴です。
3点目、外貨預金とFXは自分の判断で利益確定や損失確定をおこなうことができますが、バイナリーオプションは独自のタイミングで決済をおこなうことが出来ません。
n時間後に「上がる」か「下がる」かの選択権を買うので、決済のタイミングは選択権を取得した時点で確定してしまっているのです。
メリット
・外貨預金・FX・バイナリーオプションはいずれも、少額から始めることができます。 |
・さらに、日本の預金よりも大幅な利回りが期待できます。 |
・外貨預金・FXは自身のタイミングで決済ができます。 |
・バイナリーオプションは予想が外れたときの損失が掛け金のみです。 |
デメリット
・外貨預金・FX・バイナリーオプションはいずれも元本割れのリスクが高いです。 |
・FXはレバレッジが大きいと、大幅に下落した場合、大きな損失につながります。 |
・BOは為替変動がどうであれ、予想と違う結果の場合、掛け金をすべて失います。 |
・BOは自身のタイミングで決済できません。 |
バイナリーオプションは損失管理がしやすいということですね。
結論として、バイナリーオプションには手を出しません。
ツイッターでよく見るバイナリーオプションの業者さん。
怪しい商品だと思っていましたが、きちんと調べて仕組みを理解することができました。
しかし、バイナリーオプションをやっていらっしゃる皆さんがおっしゃっている以上に、これは難しい取引であると感じました。
n時間後に上がるか下がるか。
しっかり為替の研究をおこなわないと、この予測はできません。
外貨預金やFXであれば、そりゃあ安く買って高く売るのが理想ですが、
高く買ってしまったら、もっと高く売れば良い。
安く売ってしまったら、もっと安く買えば良い。
為替の予想外の動きに対応できるのが外貨預金とFXだと感じました。
したがって、今後、引き続き外貨預金でコツコツと増やしていきます。
そして、FXはレバレッジを抑えた運用をやりたいと思えるようになりました。
楽天FXでは、レバレッジもロスカットも選択できます。
(楽天証券公式ウェブサイトより)
先月、口座開設を済ませたので、レバレッジ1~5倍コースで運用していきたいと思います。
ここまで、外貨預金/FX/バイナリーオプションを比較してきました!
少しでも皆さまのお力になれたら幸いです。
次回以降、FXを試運転させていきます!
利益が出たら?
SBIvoo、増額かな…
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